先日、お休みをいただき大阪万博に行ってきました。
色々な課題と懸念を抱えてスタートした万博でしたが、終わってみれは大成功。
初めてみた時の感想「何これ?」と誰もが思った万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も大人気になりましたね。
僕は、夜間券と平日券を予約し2日行きましたが、閉幕間際だったので、会場内や周辺は、とにかく混雑・・・混雑・・・そして混雑・・・・ディズニーリゾートレベルの混雑は覚悟していましたが、それをはるかに超えるレベルの混雑に感じるほどでした。
1日目は夜間券でしたので16時からの入場でスムーズ。パビリオンも1つ予約抽選で当たっていたのでストレスなく入れました。
がしかし・・・帰りが恐ろしいほどの人が、出口と電車の改札に・・・警備員さんの誘導で事故なく帰ることが出来ましたが、電車に乗るまで2時間かかり宿泊ホテルにチェックインできたのは日付が変わる少し前23時30分過ぎになってしまいました。
西ゲートまでのシャトルバス。夜間券の時間帯は全然空いていました。
大屋根リングに向かうエスカレーター。その先にも、人・・人・・・人・・・
唯一、事前予約の抽選に当たったパソナバビリオン。
パソナパビリオン展示のips心筋シート。僕には難しくて「さくら大根」にしか見えません(;’∀’)
2日目は1日券で朝からです。入場開始の1時間30分前(7時30分頃)に行きましたが既に大勢の人が入場待ち。セキュリティーゲートを通過し実際に入場するまでに2時間かかりました。その時点で、すでに開場開始時間を30分過ぎてしまい、慌てて目当てのパビリオンに並びますが、すでに3時間待ち・・結局、会場到着から「5時間かけてやっと1つ目」のルクセンブルクパビリオンに入れたのです。
ルクセンブルクパビリオン
人気パビリオンは並び待ちする権利自体が抽選だったり、予約のみで並ぶことさえ停止してるものばかりでした。
パビリオンだけでなく世界中が集まる会場で世界のおいしいグルメが食べられる万博のはずだったのですが・・・
フランスパビリオンのパン。ドイツパビリオンのソーセージ。オーストラリアバビリオンのミートパイ。など・・・事前にチェックしていたものは、並ぶことさえ許されないレベルの混雑で、何一つ食べられませんでした。
お土産やグッズを買うにしても、ショップに入るまでに行列で30分待ち。お目当てのミャクミャクグッズは当然売り切れ。
ショップ内ではとりあえず目の前にある物を手にとるのが精いっぱい状態でした(;’∀’)
・・と、ここまで混雑ぶりをお伝えしたく、このように書きましたが結局のところ、行ってみた感想は控えめに言っても「最高」でした。
とにかく世界中が集まる万博。世界が一つに・・なんて言う人もいますが、全くその通りの感覚にさせられます。
会場内の音楽やウォーターショー、ドローンショーのイベント。美しい花火。芸術的な数々のパビリオンや建築物。
入れなくてもパビリオン前でやっている歌やダンス。入場待ちの整列を促す声掛けを歌にして歌ってる陽気な外国人。
とくに、世界最大の木造建築でギネスにも登録された「大屋根リング」は圧巻でした。
2日間しか行ってませんが、「終わってしまったなぁ。恐らく次に日本で開催するのは相当先・・」そう考えたら「万博ロス」になりかけたくらいです。
今回の万博旅行で、もう一つ感じた出来事がありました。
それは・・「近頃の若者は・・すばらしい!」です。
とにかく万博内、並ぶことが多いので、その待ち時間、聞き耳を立ててるわけじゃないのですが後ろの人の話の内容がよく分かってしまうのです。そんな時、この空間で若者が発していた事は「ここでは、こんなに色々な国の人たちが楽しそうに仲良くしてるのに、国同士で戦争みたいな事してるところもあるんだよね~。なんか考えちゃうよね~」でした。
今の幸せすぎる日本では、治安は良いし、食べ物にもさほど困らない。まして戦争など、どこか他人事の話だと感じてしまう事が多いのではないでしょうか。
それを世界が集まるこの場所で、きちんと感じ、考えることが出来るって素晴らしい事だと思います。
また、万博に行く途中の満員電車で、杖を突いた高齢の女性が駅で降りようとした時、近くにいた若者が大きな声で「降りまーーす!通りまーーす!空けてあげてくださーーい」と叫んでいました。
たいていの人は大丈夫かなぁ。。と思っていても、声を出すのはなかなか勇気のいる事だと思います。しっかり声に出せる勇気。素敵すぎます。
一昔前は、「まったく・・近頃の若者は」の言葉の後にはマイナスな思いが込められてました。
でも、今感じるのは「近頃の若者は捨てたもんじゃない。むしろ素晴らしい」です。
もちろん、どの世代にもいろいろな人は居ます。でもこのような事があると、とても気持ちが良く誇らしい気持ちになれました(⌒∇⌒)
このような若者たちが活躍できる日本であってもらいたいと、つくづく感じた出来事でした。
高市総理おねがいしますよぉ~!












